隠岐の島への旅の続きです。
二日目も空は曇りがちです。
出来ればスキっと晴れた摩天崖を撮影したい。
あと遊覧船です。
これに乗って海上から摩天崖を見たい。
しかし国賀海岸の洞窟(海からしか行けない)に船が入る為、少しでも風が強く波が立つと運航しません。(ただし安い料金で湾内一周はするようです。外海には出ません)
この日も浦郷港にある観光遊覧船乗り場に行ってみましたが外海は運航中止だとか。
どうしよう・・・。
じゃあ、と思いついて観光に行きました。
浦郷港のそばにある「由良比女神社」に車を停めました。
すぐ目の前にあるのが「イカ寄せの浜」です。
昔は(今も時折ですが)イカが来るようで、この浜ではイカ掬いをやっていたようです。
ひょうきんなイカ掬いをする人たちの看板が立っています。左にあるのはイカが来るのを見張る番小屋です。
相当浅いです。ここにイカが押し寄せたんですねぇ。
国賀海岸にも一応行ってみましたがやはり少し曇り気味でした。
ホテルは初日、二日目共に「隠岐シーサイドホテル鶴丸」さんにお世話になりました。
上の写真は三日目に乗った遊覧船の船上から撮った鶴丸さんの全景です。結構大きなお宿です。
泊ったのは離れにある二階建てコテージです。2棟建てで片方は誰も借りていなかったので貸し切り状態でした。
ここのホテルは港が目の前にあります。
道の駅ならぬ「海の駅」と桟橋に書かれていました。
中にはバーベキュー設備はあったものの使われていない模様。
すぐそばの桟橋に停泊している大型ヨットの持ち主と会話しました。
おじさん3,4人で乗り込んで北海道からヨットで全国を回っているんだそうです。
ここは数少ない停泊地になっているそうで、明日にでも九州方面に出発するらしいです。
ロマンですね。
さて、この隠岐シーサイドホテル鶴丸さんの目玉は「海鮮料理」です。
牡蠣がデカい!キンメダイの刺身もめちゃウマ。
が、船盛が出て来たので「頼んでません」と言ったら「いえ、これ標準なんですよ」と言われビックリ。
二日目もこんな感じで海の幸祭り状態です。
船長兼オーナー兼シェフのおじさんが言うには「魚は売るほどあるので」とのことでした。
新鮮で美味しい魚と貝類がてんこ盛り。
お風呂の湯船も船の形(手作りだとか)で楽しい。
窓の外には夕暮れの港。
贅沢です。
夕暮れ時の港を取材してその風景を油絵にしています。
美しい日没。
明日は晴れることを願いつつ・・・海上遊覧の後編へと続く。
作品名 『夕凪(隠岐の島)』
2022年制作 F6号(410×318) 油彩 キャンバス
関西平和美術展出展 ここにしかない一枚の絵展入選
夕凪の港とヨット。海面の煌めきが美しい風景画となりました。
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