12月リニューアルのショップ『アトリエ美風景』の新作シリーズ『微風景シリーズ』第3弾は琵琶湖です。
滋賀県琵琶湖は私の大好きな取材地です。
その琵琶湖の西岸の中部に位置する「近江高島」(地名では高島市鵜川)にあります白鬚神社(しらひげじんじゃ)に2015年5月に嫁さんと行きました。(過去何度か訪れています)
湖中大鳥居は厳島神社の海中大鳥居にも引けを取らないぐらい美しいです。
ここは名前の通り「長寿」の神様です。しらひげ神社のひげは「髭」ではなく「鬚」と言う漢字を充てています。
猿田彦命(さるたひこのみこと)をお祀りしています。
目の前が琵琶湖で、「琵琶湖西縦貫道路」(大津から湖北・浅井への道)を隔てて湖に出る事ができます。
鴨たちがぷかぷか浮いてました。
道路を渡ると階段があって湖岸に降りる事が出来ます。
曇っていても絵になる風景ですがちょっと暗いですね。
暫し陽光が出るのを待ちました。
やがて明るすぎず暗すぎずドラマチックな空になったので写真を撮りました。
さて・・・。
ここからはもちろん大鳥居が良く見えるのですが道路が弓なりにカーブして見通しが悪いうえに信号が無いので結構なスピードで車が往来し危険です。
時間帯によっては交通量も多いですので湖岸側に渡るのは出来れば避けたいです。
神社側(道路手前)に大鳥居を見渡せる展望台が設けられています。
その名も「藍湖白鬚台(おうみしらひげだい)」。
神社らしい赤い色の展望台で定員10名です。
ここからなら安全に鳥居を見ることが出来るのでこちらをお勧めします。
雲が良い具合に広がっていて、その隙間から差し込む陽光が湖面を照らしキラキラと輝いています。
シルエット気味ですが本当はちゃんと朱塗りです。
この光景を描きました。
しかし・・・。
構図に難があった(鳥居が大きすぎた)のと、ジェッソが厚過ぎたのかマスキングテープを剝がすときに台紙も一緒に剥がれてしまい失敗作となりました。
同じ絵を続けて描くことになってしまいましたが構図も良くなったので良しとします。
マスキングテープの材質を変更し、貼り方も研究したので二回目からは成功しています。
良い勉強になりました(笑)
琵琶湖の湖面の煌めきと鳥居のシルエット、雲の表情などもあいまって神々しく描けたと思います。
ただし写真が赤過ぎるので夕景に見えるため寒色系(青より)に修正しています。
作品名 『白鬚神社』
2023年制作 サムホールサイズ(227×158) 油彩 キャンバスボード
※現地に観光に行かれる場合は最新の情報をお調べください。
当ブログで紹介している油彩風景画のショップ『ギャラリー美風景』です↓
お知らせ
アトリエ美風景で紹介されている絵の販売ショップ『ギャラリー美風景』を
12月1日にリニューアルします!
新作品シリーズである『微風景シリーズ』を新たに販売します。
『微風景シリーズ』は「キャンバスボード」(専用のキャンバス風厚紙)に油彩で描かれた小さな風景画(サムホールサイズ・227×158)です。
額装を無くすことで気軽にディスプレイ出来ること、そのために安価でご提供出来ることも特徴です。
また従来の絵の一部も値下げ、入替え致します。
新作品シリーズ『美風景シリーズ』を何卒宜しくお願いいたします。
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