長い間乗っていた車とお別れするときは大抵、買い換えの時ではないでしょうか?
私もN社のワンボックスを3代(初代から3代目)までを乗り継ぎ、その3代目も4代目に乗り換える時が近づいてきました。
そこで最後の思い出作りに2021年6月に伊勢まで一泊で一人旅行に出掛けたのです。
宿は取らず車中泊でした。
まずは伊勢に到着するとまず伊勢神宮内宮に参拝しました。
五十鈴川に掛かる宇治橋を渡ると内宮への道が続いています。
橋を渡って右へと歩いていくと五十鈴川に降りる道があります。
朝もやのかかる五十鈴川です。大きな鯉が泳いでいますが手を洗うと餌を貰えると思ったのか近づいてきました。
おかげ横丁に行って伊勢うどんをいただきました。好きなんです、あの汁の少ない太い伊勢うどん。
午後から夕方にかけて志摩方面に向かいます。
学生の頃、友達と初日の出を見に行った二見が浦へ行きます。
小学校6年生の時の修学旅行はお伊勢さんでしたので、この辺の宿に泊まったのを記憶しています。
海岸通りを二見興玉神社へとあるくとカエルの置物だらけです。
興玉神社で参拝を済ませ夫婦岩に向かいます。
先のお話の初詣の時にこの辺りの出店で高い焼きサザエを買い、頬張りながら(そして寒さに震えながら)初日の出を待ったのを思い出しました。
日の出どころかお天気悪る!
晴れたり曇ったりなので陽が射すのを辛抱強く待ちました。すると少しずつ明るくなってきました。
伊勢志摩の海に陽が沈みます。美しい風景なのでこれを絵にしました。タイトルは「夜明け」です。夕景ですが初日の出のイメージなので夜明けとしています。
夕刻になったので志摩スペイン村にて入浴しました。日帰り入浴できる「ひまわりの湯」は露天風呂もあって最高でした。
志摩南部のともやま公園に車を停めて車中泊し、二日目は波切にある波切大王灯台へと向かいます。
灯台大好きなんです。
ここの灯台もカッコいいです。
一つ目の大入道がこの近辺に現れて漁村を荒らしたので撃退しようと大きなワラジを編んで海に流したそうです。
一つ目大入道はその大きなワラジを見て「自分より大きな奴がいる」と恐れて村に近づかなくなったので、以来大きなワラジを編んで海に流す行事があるようです。(うろ覚えです。間違ってたらすみません)
大王崎灯台を眺める位置にある八幡さん公園には絵描きの像があります。(正式名称なんだっけ?)
描きたくなりますよ。分かります、その気持ち。良い風景ですからね~。
灯台への道は細い上り坂で、道沿いに真珠や海産物のお土産屋さんが軒を連ねています。
灯台を通り越すと上の写真の位置に出ます。ここも絵を描くなら抑えたいポイントです。残念なのはお天気。ずっと曇りがちでした。
最後はともやま園地で「志摩の島」を眺めました。
やはり美しいのですがつくづくお天気が残念でした。
旅の思い出が詰まった愛車ともお別れしました。
今はそれから2台乗り継いで、現車はもう9年目です。
乗れるところまで付き合って欲しい現車なのです。
※現地に観光に行かれる場合は最新の情報をお調べください。
作品名 『夜明け』
2011年制作 F8号(455×380) 油彩 キャンバス
5人展出展
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