渓流を描くのが好きです。
水のある風景画が得意なのですが、中でも魅かれるのは「渓流」です。
そして澄んだ水の流れる清流と言えば私の中では「御手洗渓谷(奈良)」が一番近い清流なのかもしれません。
河川名で言うと「川迫川」になります。
大阪から有料道路の「南阪奈道路」を使って終点樫原から南下、大和下市からさらに国道309で南下して1時間45分ぐらいでしょうか。
取材は丹生川上流の川迫川です。
天川村を通過して御手洗(みたらい)休憩所近くまで行きます。
吊り橋があるので登ってみました。
上からの景色も良いですね。
川の淵にはアマゴやイワナなどの渓流魚もいます。
小さな滝もあって、その水は透明度抜群です。
ここで車に乗り込んでさらに細い道を登っていくとコンクリート製の赤い橋が掛かっています。
河原に降りて取材をするべくガードレールを跨いだところで事件発生。
なんとズボンの股がビリビリと裂けたのです。
周りは誰もいません。
取材続行です。
赤い橋が清流に映って美しい風景ですが、股がスースーしました。
これを絵にすることにします。
その時です。緊急事態発生。
人が来たので逃げるようにして車に乗り込みその場を離れました。
恥ずかしい・・・。
帰りに立ち寄ったのが「道の駅・吉野路黒滝」です。
温泉もあるのですが今回はパス。
お目当ては「串こんにゃく」です。
「黒滝こんにゃく・よもぎの里」と言うお土産屋さんがあるのですが、そこで売っている「串こんにゃく」が抜群に美味しいのです。
こんにゃくが食べたい・・・でも、股が裂けている・・・でも・・・葛藤の末、思い切って買いに行くことにしました。
パーカーを腰に巻き付けて(しかも不自然に前斜めに)車を降り、堂々と串こんにゃくを買い求めました。
お店の人にも周りの観光客にも幸いバレませんでした。冷や汗ものです。
すみません・・・画像が小っちゃいのしか無くて。本当は大ぶりです。
そしてかぶりついた串こんにゃくの美味しかったこと。
ちょっとおかしな取材になりましたが無事、絵の題材と串こんにゃくをゲットして帰る事が出来ました。
帰ってきて嫁さんに裂けたズボンを見せたら大笑いされました。
※現地に観光に行かれる場合は最新の情報をお調べください。
作品名 『清流に映る』
2021年制作 F6号(410×318) 油彩 キャンバス
2021年 美術誌「一枚の絵」日曜画家コンクール入選
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