31 富士の冷水と鱒

旅行をメインに挙げながら自作の油絵の紹介をするブログ「アトリエ美風景」です。

絵と一口に言っても様々です。ジャンルでは絵を描く素材で「水彩画」「油彩画」「日本画」「パステル画」「アクリル画」「(色)鉛筆画」等々。そして絵具を使わないデジ画。

「油彩画」の中でも「人物画」「風景画」「静物画」「抽象画」などがあります。

私はその中の「油彩画・風景画」なのですが、この「風景画」の定義とはなんでしょう?

風景だから景色のことなんですけど・・・。

では例えば波のアップや木の葉が水たまりに落ちている絵、猫と風景、人と風景が半々の場合はどうでしょう?

外で描けば風景画なのでしょうか?人物も風景もめちゃくちゃ上手い画家さんの絵は風景主題ですが人物も捨てがたい魅力があります。これなどは?

では今回の旅は2008年、「富士・忍野八海(おしのはっかい)」です。

忍野八海から富士を望む
観光客多し

富士山と茅葺民家風の建物との「相性」が抜群です。

湧き水

富士の湧き水が山梨県の忍野八海に地下水として流れ込んでいます。

湧水の池

忍野八海は「海」とつくぐらい青くて綺麗です。山梨なのに海がある、みたいな?

色んな種類の湧水の池があります

地下水は湧水となり清純でとても冷たい水となって忍野八海の池に溜まっていて、そこには冷水を好む鱒がいます。(鯉もいますけどね)

魚たち

鱒は多分ニジマスなんでしょうけど白っぽいアルビノ種もいるようです。もしくは錦鯉?

覗き込む

手を浸けられる流れ込みがあってそこには「〇分間、手を浸けられるか?」みたいな文言があり、やってみたのですが厳しい冷たさでした。(その後、コロナの影響でこの場所は手を浸けられなかったみたいです。現況はどうなんでしょうね?)

碧い水と魚たち

そんな冷たい水を元気に泳ぐ鱒たちが美しいので絵にしてみました。

これは風景画なのだろうか?外だから風景画だよね?

私は子どもの頃から釣りが好きで良く渓流釣りにも行っていたのでいつかは描きたい題材でした。

さて、とにもかくにも私の好きな画題は「水」絡みが多いのです。

水は姿を変えます。

流水、止水。

渓流、河川、湖沼、海等。

描くのが難しくて心惹かれるモチーフである「水」のある風景をこれからも追い求めていくことでしょう。

作品名 『鱒』

2011年制作 F8号(455×380) 油彩 キャンバス

関西平和美術展 5人展出展

※現地に観光に行かれる場合は最新の情報をお調べください。

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