28 越後の棚田を見た!

2013年5月。

新潟県のお友達を訪ねて単身で魚沼に行きました。

お米も貰っていた時期がありましたがやっぱり本場魚沼産のお米は美味しかったです。

途中道の駅「南魚沼」内の「たっぽ家」さんで食べた「もちぶた生姜焼き定食」。

もちぶたはもちろんのこと『ご飯がめちゃくちゃ美味しかった』のを覚えています。

ここから見える越後三山も綺麗だったのでそれを元に絵を描きましたが失敗して今はありません。

翌日朝からお友達に会って観光案内をしてもらいました。

まずは南魚沼をさらに南下して石打から山の中に入ったところにある「清津峡」に行きました。

清津峡入り口に到着

途中の山肌には雪が少し残っていました。そうそう、石打もスキー場ありますがもう少し行くと湯沢です。ガーラ湯沢や湯沢温泉、岩原、かぐらみつまたなど名だたるスキー場の連なるスキー銀座でもあります。何といっても越後は豪雪地帯ですからね。

5月なのに凄いなと思っていたら友人曰く「雪捨て場」だそうです。納得。

清津峡

朝一だったからかガスってます。雪解け水なのか川の水もそれっぽい。(いつもこんなだったらすみません)

ちょっとお天気悪いかも。綺麗でしたが寒かったです。

その後、雲洞庵に行きました。

雲洞庵は大河ドラマ「天地人」(2009年放送)の舞台にもなっています。妻夫木聡さん主演(直江兼続役)でした。

お友達もエキストラとしてこの場所に立ったそうです。

山の杉木立に立派な山門が見えてきました。

雲洞庵山門

ここからご本堂までの石畳には法華経を書いた石が埋められていて踏んで歩くだけでご利益があります。

「雲洞庵の土踏んだか」と言う言葉があるそうで意味は「雲洞庵で曹洞宗の禅を学なければ一人前の禅僧とは言えない」と言う意味だそうです。

室町時代に上杉家が建立した曹洞宗のお寺で、上杉景勝公(幼名・喜平次)と直江兼続公(同・与六)が幼い頃、通天和尚について学問などを習い修行した場所です。

与六役の加藤清史郎君の「わしはこんなところ来とうはなかった」の台詞はちょっとしたブームになりました。

喜平次、与六修行の図

なんか写真がピンボケになってますね。

こんな神聖な山の中で学問を習うのは素晴らしいと思う反面、遊びたい盛りには窮屈だったろうなと言うのが私の正直な感想でもあります。(凡人思考ですね)

あとお寺の中には「長生きの水」が飲める場所がありまして、もちろんいただきました。

その日は車中泊いたしました。

翌日またお友達の案内で、ずっと行きたかった目的地に行くことにしました。

そこは魚沼から直江津に向かう途中の丘陵にある「星峠」です。

星峠の棚田と言えば写真家にも画家にも有名で人気のある場所です。

注意書きを守って取材しましょう

ちょうど田植え前で田に水を入れた所で、タイミングとしてもバッチリです。

ただ残念なのは早朝の斜光を期待していましたがガスに負けているところです。

たくさんのカメラマンと早朝から場所取り合戦となりました。

細い道ギリギリに四駆が行き来しますのですれ違いにハラハラしました。

前々日からの雨で未舗装の「畦道」はぬかるんでいて車はドロドロ、足もずぶずぶと泥に埋まり、予想はしていましたが泥だらけになりました。

まあ、田畑に出向くのですから承知の上ですけどね。

マナーを守って取材可能な指定の場所に陣取りました。(田には間違っても立ちいってはいけません)

幻想的ですがこれでは絵は描けません

夜明けの斜光を待ちましたが前述した通りガスで良く見えません。

この状態がずっと続いて日が昇ったので諦めて一番明るく雰囲気のある時の写真を元に30号の絵を描きました。

越後の棚田が美しい

綺麗ですね!

写真家、画家が憧れるのも分かります。

この写真を元に絵を描きました。

作品名 『越後の棚田』

『越後の棚田』

2013年制作 F30号(910×727) 油彩 キャンバス

日美展優秀賞受賞 関西平和美術展出展他

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