福井の旅、最終回です。
『化石研究体験』を終えて食事も済ませ、あとはゆっくり館内見学です。
まずはエスカレーターで地下3階部分に降ります。
ここから緩やかなスローブを登りながら1階へと戻る仕組みになっています。
さすが県を挙げての『恐竜押しの本丸』だけあって凄いです。

大人も子どもも楽しめます。
ところで「恐竜」と言う呼び名の由来ですが、これはギリシャ語の「deinos sauros」に由来し、「恐ろしいほどに大きい」という意味の「deinos」と、「トカゲ」を意味する「sauros」を合わせて作られた造語です。
学問的には「古代生物学」と言うジャンルになります。

復元模型は程度の差はあるもののほぼほぼ動きます。
特に肉食恐竜系は吠えながら動くので小さなお子さんに大人気(泣きじゃくり)です(笑)
恐竜の種類ですが800種ほどいるらしいのです。
鳥類も恐竜の仲間なのですがもちろん除外しています。
それでもこの数です。多いですね。
発見や命名はもっと多いのですが、新種認定段階で既に発見済のものは除外されるのです。
なので1400種のうち600種が無効となっているんですね。
現在も発掘、発見は続いていますので2000種を超えると言われています。
そのうちふるいに掛けられて新種認定されるものが出てくるのでしょうね。

骨格標本がメインなのですが先の解説通り凄い数です。
そして当たり前ですがデカい。(一部小さな恐竜もいますが)

嫁さん大好きなトリケラトプス類(笑)
角が良いそうです。

こういう鎧で装甲されているかのような恐竜を「鳥盤類」と呼ぶそうです。
恐竜は「鳥盤類」と「竜盤類」の二つに大別されます。
ステゴサウルス(装盾類)やトリケラトプス(周飾頭類)、イグアノドン(鳥脚類)などが「鳥盤類」に属します。
対してブラキオサウルス(竜脚系類)やティラノサウルス(獣脚類=鳥類を含む)は「竜盤類」に属します。

ブラキオサウルス類の復元模型はカメラに収まりません。
よくもまああんな長い首を自在に使えるものですね。
肩凝りしないんでしょうね。羨ましい(笑)
その他ラプトルなどの小型恐竜や甲殻魚類、シダ類、昆虫・・・ありとあらゆる古代生物、植物、それに鉱物も展示されていてじっくり見て回ると丸一日掛ります。

歯だけでもこの大きさです。
こんなのに噛まれたらと見た人誰もが思う事でしょう。
一部触れる展示物もあります。

珍しい卵の化石からの復元模型です。
その他化石とは別の話になりますが鉱物(宝石)も展示していて、原石がたくさんありました。
お金の話になるのですがダイヤ、サファイア、ルビー、エメラルド・・・合計金額にすると凄いですね。
最後に館内の撮影は営利目的以外はOKです。
動画は一部放映しているもの以外はOKです。
ただしフラッシュを使った撮影はNGなのでご注意を。
人が増えてきました。団体さんがなだれ込んできます。
さあ帰ろう。
楽しかった思い出を胸に。

雨は上がり遠くの山(スキージャム勝山がある)にはたっぷりの雪が積もっている。
ただただ寒い(笑)
福井のお土産の一部です。

型抜きが楽しい恐竜型のクッキーです。博物館で買いました。

行きしなのSAで買った羽二重餅。
これのこしあん入りは武生SAでしか買えませんでしたが美味しかったですよ。
長々と書きました福井の旅、最後まで読んでくださってありがとうございました。
※現地に観光に行かれる場合は最新の情報をお調べください。
冠雪の山繋がりで私の作品を紹介します。
作品名 『伊吹山』

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