このブログの主(私)は超有名観光地にはあまり行きません。
最大の理由が「混むのが嫌い」(行列に並ぶのも嫌い)だからです。
まあ空いているに越したことはないのは誰でもですね。
特に近年の京都の混雑具合は酷いと言われています。
昔は京都はここまでの混雑はなくそこそこ趣きもあったのですが、ある年の秋に大原に行って大失敗。
元々紅葉時期の京都は混雑するのですが到着すら難しいと言う・・・何しに行ったのか分からんと言う結果でした。
以来京都は避けて滋賀にしていたのですが、滋賀も最近は混んできて駄目ですね。
さて今回はそんな京都です。
2013年の11月に嫁さんと行っています。
お目当ては紅葉の京都と湯豆腐です。
場所はここ。
世界遺産の龍安寺(りょうあんじ)と言うお寺さんです。
拝観料は600円。
拝観時間は8時からですが、12月からの冬季は8時半からになります。
1450年開山の禅寺で枯山水の石庭が有名です。
山門前には見事な紅葉が。
中に入ると大きな池があってその周囲の紅葉も見どころです。
視力に障害がある方のために触れる石庭のミニチュアがありました。
優しいですね。
世界遺産の石庭。
美しい枯山水で「方丈庭園」と呼ばれています。
今は枯山水の静けさはどうなのでしょう。この時はたくさんの観光客がいたのにもかかわらず静寂が守られていました。
縁側の脇からみた風景。
紅葉や黄葉が見事です。
龍安寺では今年の9月から来年2月末まで「雲竜図」を特別公開しています。
細川護熙元首相が描いた襖絵です。
通常の拝観料で見学できるそうなのでこの機会に是非この絵を見ましょう。
龍安寺の山門を出ずに境内にある大きな池「鏡容池」をぐるっと回ると「西源院(せいげんいん)」さんがあります。
入口に暖簾が掛かっています。
お目当ては湯豆腐です。
苔の美しい庭園を歩いていきます。
写真には写っていませんが鹿威しもあって風情があります。
広間に通されますと目の前に紅葉の庭園が見えます。
これを眺めながらのお食事。なんと贅沢な。
出ました。「精進料理と七草湯豆腐のセット」(3800円)です。
近年の紅葉の時期は遅いので少し肌寒いのですが、湯豆腐が美味しくしかも紅葉が眺められ体も心も暖まりました。
お客さんも静かで嫁さんとゆっくり出来ました。
次は歩いて「金閣寺(鹿苑寺)」に行きました。
立命館大の前にお漬物のお店があったので京漬物を買いました。
金閣寺は流石に有名なのでアジア系の旅行者が騒々しかったです。
静かに見ると言う事が大事なんですけどねぇ。
キンキラキンにさりげなく。
もちろん世界遺産であり素晴らしいのですが私は裏山にある茶室「夕佳亭」のほうが気に入っています。(現在臨時休業中)
ここでお抹茶をいただきたい。
今年は(も?)猛暑でこのような紅葉には少し早いかもしれませんね。
いつまでも静かに見る静かな京都であって欲しいです。
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