『微風景シリーズ』の制作順に近いので季節感が無いのはご容赦ください。
皆さまは奥入瀬渓流と言えばどのような光景を思い浮かべますか?
渓流なんだから川なんでしょ?と思われた方・・・合ってます。
ではどんな川をイメージしますか?
やはり渓流なんだから激しい流れ、でしょうか?
これも合ってると言えば合ってますね。
川の景色は「上流(渓流)」「中流」「下流(河口含む)」の3形態で構成されています。
奥入瀬は上流にあたるので基本早い流れなのですが、意外にゆったりとした中流のような流れが多いところです。
一つには山間部ながら高低差がそれほどないのも理由になっています。
そして十和田湖を源とする水量の豊富さ、その一定さです。
水量は一定に保たれるように調整されているようです。
ダムのような発電のための調整ではなく奥入瀬の自然を守るのにも一役買っています。
水量が一定なため苔も枯れることなくいつ行っても豊富に存在しています。
人口と自然が一体化して奥入瀬はその自然美が保たれているのですね。
そして森の保水力も大事ですね。
森の中を散策すると美しい鳥のさえずりが聞こえてきます。
ハルゼミも鳴いていました。
なんて清々しいんだろう。
心洗われるようです。
滝があり(銚子大滝)・・・。
メルヘンな橋を渡り遊歩道を歩けば・・・。
穏やかな流れがあり・・・。
激しい流れもある(三乱の流れ=さみだれのながれ)・・・。
そして今回は上の写真の比較的荒々しい流れを描きました。
奥入瀬らしさを表現出来ているでしょうか?
左の方にほんのり赤いのはヤマツツジの花です。
なおこの時の「旅行記」はバックナンバー『#21話~#24話』に詳しくご紹介させていただいています。
※現地に観光に行かれる場合は最新の情報をお調べください。
作品名 『奥入瀬新緑』
2023年制作 サムホールサイズ(227×158) 油彩 キャンバスボード
当ブログで紹介している油彩風景画のショップ『ギャラリー美風景』です↓
お知らせ
アトリエ美風景で紹介されている絵の販売ショップ『ギャラリー美風景』が
12月1日にリニューアルしました!
新作品シリーズである『微風景シリーズ』を新たに販売しています。
『微風景シリーズ』は「キャンバスボード」(専用のキャンバス風厚紙)に油彩で描かれた小さな風景画(サムホールサイズ・227×158)です。
額装を無くすことで気軽にディスプレイ出来ること、そのために安価でご提供出来ることも特徴です。
また従来の絵の一部も値下げ、入替えしています。
新作品シリーズ『美風景シリーズ』を何卒宜しくお願いいたします。
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