5 白川郷を描く

スキージャム勝山を後にして福井県大野市を通り福井の「背中」九頭竜湖を通って山越えします。するとお隣の岐阜県の白鳥(しろとり)に到着します。白鳥って美しい名前ですね。

スキー銀座岐阜県ですからここからは「ダイナランド」「白鳥高原」「高鷲スノーパーク」「めいほう」等大きなゲレンデがたくさんあります。

前日たくさん滑っているのでこれらのゲレンデを横目で見ながら絵の取材地「白川郷」を目指します。白川郷は岐阜でも富山に近い最奥にあります。

早朝に到着しました。

夜明けの白川郷

積雪が凄いです。

民家の灯りがノスタルジックで、民話や昔ばなしのようです。ここまでくるとファンタジーですが早朝で積雪とあって「めっちゃ寒い」!

生活の灯り

スケッチブックを取り出して早速描きだすも手はかじかむし全身は寒いしで大変でした。

日が昇ってからはその美しさに心が震えました。

素晴らしい!
この風景が絵のモチーフとなりました

昼前には白川郷の中心部でご飯。牛串がめちゃ美味しかったです(飛騨高山の牛串はがっかりでしたがここのは本当に美味しい)。一本400円の価値以上の美味しさでした。

民家のスケッチも出来たし、もう一枚描きたくて高台にある展望所に移動しました。

ここから見た街道の眺めも素晴らしいものでした。この景色も別に絵にしていますがそれは別の機会にします。遠くに白く輝く白山連峰が美しいですね。

帰宅してからアトリエで制作。屋根に雪を乗せて描いています。

作品名『合掌造りの郷(白川郷)』

『合掌造りの郷(白川郷)』F8号(455×380) 油彩 キャンバス 2006年

幾度かこの地を訪れましたがこの雪景色は忘れられないものとなりました。

2020年 5人展出展

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