前回まで季節外れの5月の紀の川の取材をブログに揚げてきました。
今回はちゃんと季節に沿った内容になります。
2006年2月の事です。
私は20代の頃からスキーをしています。多い時で年間10回ほど、少ない時でも3回ほどワンシーズンにスキーに行ってました。
今回のお話はその一つ、福井県にある有名なスキー場「スキージャム勝山」に妻と行きました。
私は大阪住みなので当然と言って良いぐらい車のタイヤは年がら年中ノーマルタイヤです。スキーに行く時はスタッドレスを借りることもありますが、ほとんどはゴム製のチェーンを装着しています。
これって経験ある人は思うのですが『邪魔くさい』ですよね。ゴム長手袋付けてもタイヤの泥でドロドロになるし。
まずどこで着けるかの判断が難しい。ちょっと路肩に積もっているが道路は何とも無いときは恐々ノーマルで行きますが、途中でいきなり積もっているんですよね。そうなると路肩によくあるチェーン装着場が無くなっていたりするんです。そうなってからだと後悔しますよね。山奥でタイヤ空転させてる人のほとんどはこの判断ミス。なので適当なところで手を打って「あ~ぁ、邪魔くせ~な~」と思いながらチェーン装着に掛かります。
雪道は慣れていますが油断は禁物。まだほとんど雪が積もっていない所をチェーン着けて走ると振動が凄い(ゴム製はそれでもまだましなほう)。ちゃんと積もっててくれると丁度良い塩梅で走れるようになりますが、怖いのは雪より氷。道路凍結ですね。
アイスバーンは雨か露で濡れているように見えるんです。ちょっと光ってるのでね。しかし実際は凍っています。チェーン着けててもフラフラしますので怖い怖い。
スキージャム勝山は山頂からのロングコースを楽しめる広大なゲレンデです。ハイシーズンのチケット売り場は激混みですが買ってしまえばあとはコース数が多いのでそれほどリフトも混雑はしません。
スキー帰りは「スキーブーツを脱いだ時の足の解放感」と「チェーンを外した時の車の振動からの解放感」の二つを味わえますよ。そしてスキージャム勝山のもう一つの楽しみはゲレンデ併設のお風呂(露天風呂付)です。
足が疲れているので熱い湯船で筋肉を伸ばす。最高です。
スキージャム勝山の広大なゲレンデで妻とスキーを楽しんだ翌日は絵の取材のために冬の白川郷を訪れました。
続く
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