南紀シリーズ最終話です。
南部(みなべ)を離れて南紀めぐりに行きました。
一番近いのは南隣の田辺市の海沿いにある「天神崎」です。
磯です。
ここは日本のナショナルトラストの発祥の地でもあります。
ナショナルトラストとは自然を守るために有志を募りその土地を(一部)買い取ることです。
今ある天神崎の自然はこうした運動で守られてきたのですね。感謝です。
天神崎には丸山と言うところがあり灯台が建っています。
一時期何故か半壊していましたが今は修復されています。
名前の通り丸い山の上にちょこんと灯台が建っています。
この写真の先は満潮時には半水没状態になりますので「ウユニ塩湖」のような写真が撮れます。
今人気の「映えスポット」ですね。
ダイビングの練習場にもなっていますし、釣り人もたくさんいます。
天神崎までは道が狭いのですれ違いに注意です。駐車場(無料)があります。
さて、もっと南下して白浜町まで足を延ばしました。
「円月島」を見ることが出来ました。
さらに足を延ばして「千畳敷」まで行きます。
青い海の色が印象的です。広いです。
釣り人が大きなコウイカを釣り上げていました。ヤエンと言う引っ掛け釣りの仕掛けでした。
売店で食事をして引き返します。
帰りは必ずみなべと田辺の中間にあるみなべ堺港に立ち寄ります。
この半島のカーブにある「築山商店」の「あるもの」を毎回食べるのです。
楽しみです。
店内は干物と鮮魚の水槽が所せましと並んでいます。
そしてお目当てのモノを買います。
それは・・・。
烏賊の一夜干しです。
まずモノを買って焼いてもらいます。
おばあちゃんが焼いてくれます。
結構大きな烏賊です。
ハサミで切れ込みを入れるとくるるんと丸くなります。
塩を塗り込んでくれます。
魚を眺めているうちに焼きあがります。
良い匂いがします。
もう、コレ!たまりません!
めちゃくちゃ美味しいのです。
特にこの築山商店さんの一夜干しは身が厚めでプリプリと弾力がありそれでいて楽に噛みちぎれるのです。
ああ、もう思い出すだけで食べたくなる!
絶対お勧めです!
烏賊を食べてから北上すると湯浅町があります。
ここまで来るともう「中紀」です。
湯浅は醤油の街です。
なので・・・。
湯浅醤油(有)さんへ行きました。
見学可能な醤油工場です。
中は広くていろんな設備が整っています。
醤油の製造工程です。
巨大な醤油の樽が並んでいます。
麹菌ってこんな粉なんだ。
大豆も見本で。
併設の蔵カフェで「醤油ソフトクリーム」をいただきました。
醤油の味比べも出来て楽しいところです。
お土産に地元の醤油を買って帰りました。
とろみがあって濃厚で美味しい醤油でした。
見学無料。団体には案内もあるようです。
無料駐車場があります。
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