山口県は三方を海に囲まれていますが、そのうち日本海側の「北長門海岸国定公園」にあるのが「青海島」です。
別名「海上アルプス」と呼ばれる周囲40キロほどの地域で、仙崎湾から突き出ている青海島北部の景勝地です。
2012年11月に嫁さんと二人で訪れています。
青海大橋を渡り「青海島線」を車で北上すると紫津浦(しずうら)に出ます。
「海上レストラン紫津浦」が見えますが、昔は鯛の養殖をしていて餌をあげることが出来ました。今も出来るのかな?
そのすぐ近くに駐車場(一日500円)があるのでそこに車を停めて歩きます。
青海島ダイビングセンターが駐車場の脇にあります。ダイビングや海水浴、キャンプも出来るようです。
細い遊歩道の坂を登っていくと約10分ほどで第一展望台に到着します。
海上アルプスの一番の名所「象の鼻」が良く見えます。
第二展望台を過ぎ、第三展望台まで行くと「十六羅漢」と呼ばれる奇岩が立ち並んでいます。
昔はこの青海島で鯨の追い込み漁をしていたらしく、島の南東には「くじら資料館」もあります。
話は脱線しましたが「海上アルプス」は船で巡る事も出来るそうです。
この写真の場所を油彩画にすることにしました。
この後、下関に向かいました。
関門海峡の地下人道に車を停めて、エレベーターで「関門トンネル(人道)」を歩くことにしました。
歩いて対岸の九州、門司に行けるのです。
距離にして800m弱、歩いて15分もあれば「本州」から「九州」に到着です。
境目に着いたら跨いで遊んでください。右半身本州、左半身九州とか言って・・・。
やらん?やるでしょ?
九州側に着いたらエレベーターで地上へ。
先程まで居た本州側が対岸に見えます。関門橋が高い。
九州側が「和布刈(めかり)」、本州側が源平合戦で有名な「壇ノ浦」です。
この日の夜は下関のホテルに泊まりました。
ホテルから夕日が落ちていくのを眺めました。
作品名 『青海島』
2022年制作 F6号(410×318) 油彩 キャンバス
第二展望台から第三展望台が少し見えます。
押し寄せる波と待ち構える奇岩たち。
荒波にも負けない力強い風景です。
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