昔の旅程はツアー旅行か、と思うほどに詰め詰めでした。
旅は欲張りです。
綺麗な景色、珍しい体験、美味しい食べ物、良い宿泊先、新しい発見・・・。
さて後編は舞台を箱根へと移します。
芦ノ湖の「元箱根港」に到着した私と嫁さんは湖沿いのお店で出来立て温泉饅頭を食べます。まず食べ物です。

出来立ては美味しいものです。そして11月の山の中の湖のほとりは寒かったので余計美味しかったのです。

芦ノ湖・元箱根港には遊覧船が停泊しています。ヴァイキングのような帆船風の観光船も航行していました。
定番の風景でありながら初めて見る芦ノ湖は強風で波立っていました。
恩賜箱根公園駐車場に車を停めて散策です。
車の走るアスファルトと並行してある旧街道を歩きます。
旧街道は高い杉木立に囲まれて良い雰囲気です。

石畳の坂を見に行きました。
箱根には石畳の坂がたくさんあるようで、その時行った石畳の坂がどれだったのか意識していなかったので今となっては分かりません。すみません。

結構な高配の坂です。途中まで上ってしんどそうなのでやめました。
こういう石畳の坂が箱根にはあちこちにあると知ったのは帰宅後でした。まあそのうちの一つの代表と言うことでご勘弁を。
二日目はここまででした。
「箱根ホテルレイクサイドアネックス」さんに宿泊しました。露天風呂が良かったです。
晩御飯はバスに乗って箱根プリンスホテルで食事。(系列なんですね)
ヴァイキング方式ですが料理が凄く良くて、特にデザートが素晴らしかったです。人も多い。
食べ終わるとまたバスでアネックスに戻ります。
静かで良く眠れました。
三日目。
翌朝はすぐ目の前の芦ノ湖沿いを散策。
朝御飯はアネックスでしたが素敵な朝食でした。

秋なので仙石原のススキの草原を見に行きました。
関西にも曽爾(そに)高原と言う山間のススキの名所がありますが、こちらはパッと開けていて見渡す限りのススキの草原でした。
迷路のようで面白かったです。
ここから箱根を離れ、山梨県に移動。

山中湖をちょろっと見て(立ち漕ぎボートに乗りたかったけど時間の都合で我慢)、河口湖の紅葉回廊を散策しました。
なんか紅葉祭りみたいのをやってました。紅葉にはちょっと早かったようです。
忍野八海に向かいました。

この時の詳しい様子は過去記事の#31「富士の冷水と鱒」でご紹介しているので割愛します。

忍野八海で「ほうとう」を食べました。「山菜ほうとう」が美味しかったです。
それから山中湖と河口湖の中間辺りにある「鐘山(かねやま)の滝」を見に行きました。
ここは戦国大名、武田信玄と何かの謂れがあったようですが失念。

紅葉が美しく水も綺麗(それもそのはず忍野八海の水と源が一緒らしいです)でした。
この風景も油彩画にしたのですが現存していません。
ちょっと東屋が壊れていて整備されていないのでしたが観光客がちらほら。
今は整備されていたら良いですね。
この日は「富士クラシックホテル」さんに泊まりました。
ゴルフの大会で有名なゴルフコースを運営しているだけあって少々古いですがそれもまた魅力に映る素敵なホテルです。
お部屋もめちゃくちゃ広いし晩御飯も豪華でした。

そしてこの日は富士を眺めながら入る露天風呂を堪能出来ました。
(お風呂の写真は撮れないのでこんな感じに見えると言うことで別の写真を載せています)。
雄大な富士の景色と温泉の組み合わせでリラックス出来ました。
この宿泊中にとある絵画展の会員さんから展覧会に出した絵を買いたいと言う人が居ると連絡がありまして嬉しかったですね。
なので私にとって思い出深いホテルになっています。
四日目、最終日です。
富士山が近くにあるので富士スバルラインを走らずにはおられません。
紅葉の山道を走る爽快感が素晴らしい。

途中に鹿もいました。車を停めて写真を撮る。
段々標高が高くなる。
お天気が一時崩れましたが流石は富士山。
四合目に着いた頃には雲の上ですからお天気は当然「晴れ」です。

雲海が広がっていて嫁さん感動。
五合目ではお土産を見て食事をして富士を楽しんでから帰路につきました。
最後に前編にて予告していました遠州灘の夕暮れの絵を掲載して終わりとします。
読んでくださってありがとうございました。
作品名 『空と海と』

2008年制作 F8号(455×380) 油彩 キャンバス
5人展出展
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