現在私は退職しているので自由気ままに行動できます。晴天の日が続きそうなら出掛けます。
しかし在職時にはそうはいきません。
お天気に合わせて休暇を取るなんて出来ません。連休を取っても晴天は一日と言うこともあります。
晴天の多い夏はそんな私にとって貴重な季節なのです。
まだサラリーマンだった2014年の9月。
夏休みを我慢して9月にまとめて休暇を取り、四国一周の旅に出ました。
この旅行のきっかけは嫁さんのひとことでした。
嫁「食堂みつばちに行きたい」(笑)
嫁さんに甘い私はこの一言で「食堂みつばち」なるレストランがあるしまなみ海道に行くことにしたのです。そしてその延長が「四国一周」になったという訳です。
もちろん嫁さんを連れての二人旅です。
(このパターンは嫁さんの「やまねこプリンが食べたい」のひとことで尾道に行った時と同じです)
旅の間は車中泊です。
9月19日から2泊3日でした。
ちなみに今回は絵の紹介はありません。後編で紹介します。
初日は岡山、広島と高速道路を飛ばしてしまなみ海道の入り口である尾道へ。
そこからしまなみ海道(西瀬戸自動車道)を走ります。
最初に途中下車したのは瀬戸内海の島、伯方島(はかたじま)の「道の駅・伯方S・Cパーク」です。
そう、あのCMで流れていた「は・か・た・の塩!」の伯方です。
波静かな瀬戸内の海沿いの道の駅伯方で名物伯方の塩の「塩ソフトクリーム」を食べました。
美味しいのですよ、これが!
是非立ち寄ったら食べてください。
さて、一休みした後はまたしまなみ海道に乗って伯方島のお隣の大島で降りました。
吉海町と言うところにそのお店があるらしいのですが、何処で見つけてくるんでしょうね?
嫁さんの目的である「食堂みつばち」が待っています(笑)
島の南側を走っていくと海沿いの高台にありました!
可愛らしい水色の小さなお店。
いかにも女子好みの外観です。
中に入ってみますと意外と(失礼)広い。
しかも窓際が客席になっていてそこから海が見えます。ロケーションが素敵です。
うんうん、これなら行ってみたくなります。
そして窓に直接書いてあるメニューや小物もオシャレ(ちゃんとしたメニューはもちろん別にあります)。
水色で統一した他の客席もよく見るとテーブルが古い「足踏みミシン」を再利用したものではないですか。
可愛くてオシャレ!
で、私は本日のお魚定食にしました。海を眺めながらのランチは最高!
嫁さんも何かお魚のメニューでした。ボリュームもあり、新鮮なお魚が美味しかったです。
無事嫁さんの願望を果たし次へ(笑)
しまなみ海道の終点に当たる四国は愛媛県今治インターに到着。
四国上陸です。
ここで少し海側にバックして「サンライズ糸山・サイクリングターミナル」と言うところに行きます。
折角しまなみ海道に来たからには自転車で少しだけど海道を走ろうと言うのです。
私は電動アシスト付き自転車を、嫁さんは多段ギアのスポーツサイクルを借りましてしまなみ海道を自転車で途中まで走りました。
初めて電動アシスト付きに乗ったのですが坂道も楽々でびっくり。
これは便利で楽ちんです。欲しくなりました。
島がたくさん見えます。お天気も最高。
画像には写っていませんが大きな橋を渡る人がたくさんいました。
気持ちよくしまなみ海道を満喫しました。楽しかった(^^♪
愛媛県に着いてお風呂に行きました。
あの有名な道後温泉です。
近くのパーキングに車を入れて歩きます。
でもここがっくりと言うか最悪でした。
人・人・人・行列。
チケット売り場に辿り着くまで行列。
それでも詰め込みます。
最悪なのはこれから。
脱衣場はまだましなほうで肝心の湯船が狭いのにまた激混み。
人が裸で立っている(風呂場なので当たり前ですが、とにかくみんな立っている)。
洗い場が少なくそれぞれ使用している人の後ろに立って順番待ちをしているです。
当然自分の番になっても並んでいる後ろの人が気になって気持ちが焦ります。
湯船も人の肩越しにやっとのことで入れました(嫁さんは湯船にも入れなかったそうです)。
のんびり湯船に浸かる旅の温泉とは程遠いところにあります。
予定では湯上りに二階の休憩所でゆっくりするはずでした。
しかし二階の休憩所も有料で、既にチケット完売・・・。
私と嫁さんの道後温泉の印象は「ただのイモ洗いの銭湯」です。
ここ、絶対に行くもんじゃありません。普通の銭湯のほうがマシでした。
名前につられてしまい後悔しかありません。
絶対キャパの不足なので入場制限をするべきです。
はぁ~~疲れた(お風呂に入って疲れると言う)
商店街に近いところには坊ちゃん列車が通っています。
可愛らしいミニ鉄道です。
それとは別に普通の路面電車も走っています。
それに乗りまして今夜の夜食を食べに行きました。
勝山町駅で降りて少し歩いた先(松山市二番町)にある「えん家」さんです。
嫁さんが予約してくれていたので楽に入れました。
しかも坪庭の見える良い個室です。
宇和島名物の鯛めし(鯛の切り身にアツアツの出汁を掛けて食べる)をいただきました。
最高に美味しかったです。
しかし現在これを書いている時点で調べたのですがその後閉店されてしまったようです。
残念です。
さて、満腹したあとはまた路面電車に乗って車のある道後温泉に帰ります。
駅前もすっかり夕闇に包まれていました。
商店街の入り口で人懐こいにゃんこと戯れる嫁さん。
連れてきて良かったし、この旅の動機(食堂みつばち)を与えてくれてありがとう。
そして車中泊。
初日は色んなことがありましたがとりあえず終わりました。
続く
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