二日目。
9月20日朝から愛媛県を超えて高知県に向かいましたが直ぐに高知に行かず県境に向かいました。
途中石鎚山山系「四国カルスト」に立ち寄るのがこの日の第一目的だったからです。
高原には山頂とは思えないぐらいの平地があります。
観光道路と言って良いぐらいの良好な道を行けば、道の左側には牧場が広がって牛たちが草を食んでいます。
広大な牧草地の一角にはキャンプ場もあります。
そして道沿いには巨大な風力発電の風車が何本も立っています。
キャンプ場駐車場に車を停めて記念撮影。
後にこの写真を絵にしています。
気持ちの良いドライブを満喫したあとは一気に高知県南西部にある海岸部に降ります。
目指すは第二目的地「竜串海岸」です。
四国最南端足摺岬を後回しにして先にその西隣にある「竜串海岸」に行きました。
奇岩の連なる景勝地です。
駐車場は広くて無料です。お土産物屋さんが並んでいるのは観光地の常ですね。
平日とあって私たちの他には車はありませんでした。
遠くに海中公園もあり、写真左には小さく海中を見れる塔「足摺海底館」も見えます。
竜串でメインになっているのがこの「大竹小竹」です。
まるで恐竜の背骨のような岩です。
竹の節があるかのようにも見えるのでこの名前なのでしょうね。
岩にたくさんの穴が空いている場所もありました。
まるで骨髄のようです。
私は穴から顔を覗かせて遊びましたが、高い壁に岩登りするのでやりたい方は気を付けてください。
遊歩道沿いに歩いてほぼ一周したら最後に待っているのは「座頭の昼寝岩」です。
お坊さんが昼寝している姿に見えませんか?岩の配列の妙ですね。
9月半ばですのでまだまだ残暑と呼べないぐらいの暑さで参りました。
さて、後回しにしていた「足摺岬」と「足摺岬灯台」を見に行きます。
通り越したと言っても車でバックすること35分ぐらいで足摺岬の駐車場に到着できました。
こちらは観光客がたくさんいます。
まずはあの「ジョン万次郎」こと「中浜万次郎」さんの銅像がお出迎えです。
朝ドラ「らんまん」でも宇崎竜童さんが万次郎役で出ていました。
南国のジャングルを思わせる遊歩道を歩くとその先には・・・。
黒潮が渦巻く碧い海が広がります。
展望台からの眺めは水平線が湾曲していて地球が丸い事を実感できます。
この風景を後日絵にしました。
展望台の真ん中にあるマークには「四国最南端」の文字が。
そして黒潮を行き交う船の航海を見守る「足摺岬灯台」の雄姿。
碧い海とクッキリと白い灯台の対比が美しい。
晩御飯を食べに「西日本一周の旅」をしたときに立ち寄って好評だった「ひろめ市場」に行きました。
前回はカツオの藁焼き(タタキ)を塩で食べたのです。
塩で食べる経験はこの時が初めてでめっちゃ美味しかったのです。
それが忘れられなくて今回も入りました。
が・・・超満員で座る場所がない!
残念ながら断念しました。
諦めて商店街にある普通の食堂でおかずを選んで食べました。
夜の高知城。
カツオの藁焼きが食べられなかったショックからか写真がブレています(笑)
その日は道の駅「南国風良里(ふらり)」にて車中泊。
激混みでやっとのことで場所を取りました。
翌日21日は旅行最終日。
四国縦断自動車道で一路香川県へ。
坂出出口で降りて丸亀市をウロウロ。
お目当ては昼御飯のうどん。
せっかくうどん県に来たからにはうどんを食べないといけません!
田んぼの中にポツンとある「あやうた製麺」さんでうどんを食べました。
メニューを見て迷いまくりました。
かま玉ひと玉250円。やっす!
嫁さんもかま玉にしました。
私は海老天を付けました。
もう、めちゃくちゃ美味しい!歯ごたえ抜群のもっちもち。
そしてお茶がまた美味しい!
名前を教えてもらいました。
『高瀬茶』と言うそうです。
(当時は販売していましたが今は販売メニューから外れているらしいです)
とにかくお茶も素晴らしい濃い味がして美味でした。
そして風景は小麦の穂が垂れる美しい田園風景。
こちらも一緒に「ごちそうさまでした」!
四国の旅を満喫して大阪へと帰っていきました。
今回は二枚の油彩画を掲載します。
まず最初は
作品名『風を待つ』
2017年制作 F6号(410×318) 油彩 キャンバス
5人展出展 一枚の絵・日曜画家コンクール入選
そして二枚目が
作品名『足摺岬』
2015年制作 F6号(410×318) 油彩 キャンバス
5人展出展
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