旅と絵– category –
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24 緩やかな奥入瀬も良い
奥入瀬渓流と言えば岩の間を縫って流れる激しい水、というイメージが写真や絵ではありますね。 でも奥入瀬の魅力はそれだけではありません。 林間(あまり西日本にはない爽やかな木々)を緩やかなカーブでつなぐ流れもまた奥入瀬です。 初日 水量豊かな渓... -
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22 奥入瀬の激しい流れ
渓流には大きく分けて三つの顔があります。 一つは#21でご紹介しました「滝」、もう一つは「急流」、そして「緩流」。 今回は「急流」です。(「激流」かな?) お天気の良いうちにメインである奥入瀬渓流を巡りたいがために翌朝も朝から散策に出掛けま... -
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21 憧れの奥入瀬へ
私は絵を描くようになる前からも描くようになってからも一生のうちに絶対行ってみたい場所が二か所ありました。 一つが青森県の「奥入瀬渓流」もう一つが「隠岐の島」です。 今回ご紹介する「奥入瀬渓流」は多くの風景画家が描いているように人気の場所で... -
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20 取材失敗・・・からの?
取材旅行の楽しみは絵の取材であることは当然ですが、観光地を巡って美しい風景を見たりご当地の名物を食べたり温泉に浸かったりと色々あります。 旅館やホテル、車中泊、日帰り、たまには電車、自転車でも取材に行きます。 天候不順で諦めることも多々あ... -
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19 光芒
2011年10月。 大分県への取材旅行の時のお話です。 この頃の一人旅は車中泊が多かったのですが、旅費云々より単に車中泊にハマっていたからなのです。 時間に縛られない自由に行動出来ることが魅力だったのです。 絵を描く時は早朝だったり日没前だ... -
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18 苦手な人混み
桜の季節なので前回に続いて桜の絵の取材についてお話します。 私は人混みが苦手です。 だから人も居ない山桜などは凛としていてとても美しく感じます。 とは言えどこに咲いていようが桜は美しいですね。 2008年4月。 夜桜と寺社は相性が良いので「有... -
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17 水田に映る桜
美しい風景を求めて旅をし、それを絵にしています。 風景画に花を添えるのは文字通り「花」であったりします。日本で花と言えば「桜」ですね。 今週桜が見頃を迎えましたので、桜の絵のお話をします。 2009年4月、三重県にある「三多気」(みたけ)に... -
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16 夕闇迫る港
2011年10月に広島県「鞆の浦(とものうら)港」と大分県「由布川(ゆふがわ)渓谷」に絵の取材旅行をした時のお話です。 鞆の浦は路地の狭い古めかしい港町です。いえ、これは最大級の誉め言葉なのです。 漁船ひしめき合う鞆の浦 観光名所なんでしょ... -
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15 春の西の湖(琵琶湖内湖)
風景画家はほぼ野外に出て元ネタを探して風景を描きます。(例外として部屋の中から描いた絵があったりしますが) 現地スケッチだけをする。もしくは天候(影の向き等)を考慮して補助に写真を使い帰宅してからアトリエで制作する。 野外での制作はその場... -
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14 嫁さんと神戸のお話
今回は季節外れですが2013年の夏のお話です。 神戸港を選びました。海(港)はあまり季節関係ないので。 神戸を選んだのは周遊船「コンチェルト」の乗船券があったので船上でティータイムをするためと、それも含めて私の妻の誕生日のお祝いをするため...